【ITエンジニアインタビュー】 国税専門官からITエンジニアへ 転居を伴う転勤がある環境から働く場所を選ばない環境へ

目次

プロフィール

氏名:S・Aさん(29歳)
前職:国税専門官(4年間勤務)
現職:ITエンジニア(3年目)


Q1:国税専門官を辞めようと思ったきっかけは?

最初はとにかく安定した職に就きたいと思い、公務員その中でも税は一生なくならないと考えて国税専門官の道を選びました。仕事自体にはやりがいもあり、調査業務などを通して多くの経験も積めました。ただ、転居を伴う転勤が避けられないこと、そして家庭の事情で地元に腰を据えて働きたい気持ちが強くなったことが転職を考えた最初のきっかけです。

また、決められた制度の中で仕事を進める日々に、少しずつ「もっと裁量を持って働きたい」という気持ちも芽生えてきました。IT業界の働き方や将来性について調べていくうちに、「自分にもできるかもしれない」と思えるようになったんです。


Q2:未経験からエンジニアになるのは不安ではありませんでしたか?

もちろん不安はありました。でも、「公務員からエンジニア」というキャリアチェンジの成功例を見つけたことで、道が開けたような気がしました。特にTechVillageに出会ったことで、一気に視界が開けた感覚がありました。

TechVillageは元公務員の方のサポートにも慣れていて、「自分に足りないのは何か」「どこを強みにしていけばいいのか」を明確にしてくれました。プログラミングの基礎から転職活動の進め方まで一貫してサポートしてくれたおかげで、不安よりも「やってみよう」という前向きな気持ちの方が大きくなりました。


Q3:現在の仕事内容について教えてください

現在はWeb系の大手グループ企業で、業務システムの開発や保守を中心に担当しています。

エンジニアとしての成長を実感できている今、仕事が楽しいです。自分で書いたコードで実装したシステムがユーザーに使われているのを見たり、ちょっとした不具合を自分の力で解決できたときの達成感は、公務員時代とはまた違った喜びですね。


Q4:収入や働き方、生活はどう変わりましたか?

大きく変わりましたね。まず年収は公務員時代よりも上がって、今では700万円を超えています。それ以上に大きいのは、働く場所や時間の自由度です。現在は基本リモート勤務で、転勤の心配もなく、地元に住みながらキャリアを築いていけるのがとてもありがたいです。

平日の夜や週末も家族との時間がしっかり取れていて、「働くために生きる」から「生きるために働く」に変わった感覚があります。


Q5:公務員の経験が活きた場面はありますか?

あります。特に、資料作成や対外的な説明の場面では、公務員時代に鍛えられた「丁寧でわかりやすい伝え方」が活きています。IT業界でもお客様とのコミュニケーションや提案資料を作る機会があるので、そういったところで評価されることが多いですね。

また、コツコツ積み上げる力や、誠実な姿勢も公務員出身ならではの強みだと思っています。

Q6:公務員からエンジニアを目指す方へのメッセージをお願いします。

「このままでいいのか」と感じているなら、それはきっと変化のサインだと思います。公務員からの転職には不安もつきものですが、TechVillageのように公務員出身者に寄り添ったサポートをしてくれるサービスもあります。

自分の未来を自分で選ぶ勇気さえ持てれば、道は必ず開けます。実際に自分も、未経験から始めてここまで来ることができました。「場所や時間に縛られず、自分らしく働く」という選択肢を、一人でも多くの方に知ってもらえたら嬉しいです。


編集後記

転勤に縛られた働き方から、自分で「働く環境を選ぶ」働き方へ。S・Aさんのキャリアチェンジは、公務員の安定とは違った形の安心を見せてくれました。経験ゼロからエンジニアへと歩みを進めたその姿は、「公務員だから無理」と思い込んでいる方々にとって、力強いヒントになるはずです。S・Aさんのように、まずは小さな一歩を踏み出すこと。その一歩が、未来を大きく変えるかもしれません。


「TechVillage」は公務員特化型のエンジニア転職支援です。
無料相談も実施しております。「ITエンジニアって実際どうなのか」「ITエンジニアに向いているのか」「未経験からITエンジニアになれるのか」「支援はどんな内容なのか」等、ざっくばらんにお話しさせていただきますので、お気軽にご連絡ください。(下記より公式LINE登録の上、メッセージください)

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