【ITエンジニアインタビュー】「忙しい毎日から抜け出して、リモート×フレックスで叶えた理想の働き方」教員からITエンジニアへ。

目次

プロフィール

氏名:K・Uさん(31歳)
前職:教員(5年間勤務)
現職:ITエンジニア(4年目)

Q1:教員から転職を考えたきっかけは?

きっかけは、心身の限界を感じたことでした。教員として5年間、子どもたちと向き合う日々はやりがいがありましたが、業務量が多く、毎日夜遅くまで働いていました。休日出勤や持ち帰り仕事も当たり前で、「自分の時間がほとんどない」と感じるようになっていきました。「このまま10年後も同じ生活をしていたら、自分はどうなっているんだろう」そんな漠然とした不安が、転職を意識したきっかけです。もともとICT教育に関心があり、授業で使うアプリや教材に触れるうちに「作る側の仕事」に興味を持ちました。

Q2:未経験からITエンジニアへの挑戦、不安はありましたか?

不安はもちろんありました。正直、最初は「理系じゃない自分にできるのか」と思っていました。
でもIT基礎スキルからポートフォリオ制作まで行うことで、段階を踏んでスキルが身につく実感がありました。

Q3:現在の働き方や仕事内容について教えてください。

現在はWeb系の自社サービスを展開する企業で、開発チームの一員として勤務しています。
主にReactとNode.jsを使った開発を担当していて、機能改善や新機能の実装などを行っています。勤務形態はリモート×フレックス。午前中はゆっくり家でコーヒーを飲みながら仕事を始め、午後に集中して開発に取り組むスタイルです。通勤も残業もほとんどなく、仕事が終わったら趣味のランニングや読書を楽しむ時間もできました。教員時代には考えられなかった「自分のペースで働く」という感覚をようやく手に入れた気がします。

Q4:教員としての経験は、今の仕事にどう活きていますか?

コミュニケーション力と説明力は間違いなく活かされています。エンジニアの仕事では、開発メンバーやクライアントとの調整が欠かせません。相手に分かりやすく伝えるスキルや、物事を整理して説明する力は、教員時代に培った財産です。また、教育現場で「どうしたらわかりやすく伝わるか」を常に考えていた経験は、UI設計やユーザー目線での開発にも役立っています。技術だけでなく、人に伝える力を大事にできるのは、教員出身ならではの強みだと思います。

Q5:これから教員からエンジニアを目指す方へメッセージをお願いします。

教員の仕事は本当に尊いですが、自分の人生や時間を犠牲にしてまで続ける必要はないと思います。「もっと自由に働きたい」「新しいスキルを身につけたい」という気持ちがあるなら、それは十分な転職理由です。私は転職してから時間にも心にも余裕が生まれ、仕事のパフォーマンスも上がりました。「忙しい毎日」から抜け出した今、ようやく自分らしい働き方を手に入れたと感じています。同じように新しい道への一歩を進む人が増えて欲しいと思います。

編集後記

教員としての経験を活かしながら、新しいフィールドで柔軟に働く姿は、同じように悩む多くの人に勇気を与えてくれます。“教育からITへ”とキャリアを転換したK・Uさん。リモートとフレックスという環境で、これからもより自分らしいキャリアを築いていくことでしょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次