【ITエンジニアインタビュー】 市役所職員からSESエンジニア、そして大手企業のITエンジニアへ。「現状維持の不安」から始まった模索の日々 

目次

プロフィール

氏名(仮名): E・Kさん(29歳)
前職: 市役所職員(4年間勤務)
現職: 大手企業にてITエンジニア(SESエンジニア経験2年を経て現職)


Q1:市役所から転職を考えたきっかけを教えてください。

 もともと人の役に立ちたいという想いから市役所に入庁しました。福祉関係の部署で働いていたのですが、年々感じるようになったのが「自分がここで10年後どうなっているんだろう」という漠然とした不安でした。仕事自体にやりがいはあったものの、決まった手続きを粛々とこなす日々の中で、「変化が少ない」「成長実感が薄い」と感じるようになりました。

一方で、業務の中で何度かIT業者と連携する機会があり、「あれ?この仕組みを作ってる側の方が面白そうだな」と思ったんです。そこから徐々にITへの関心が高まり、転職を考えるようになりました。


Q2:未経験からエンジニアへ。不安はありませんでしたか?

 不安だらけでした。プログラミングなんて全く触れたこともなく、「本当に自分にできるのか?」という気持ちの方が大きかったです。でも、そんなときに出会ったのがTechVillageでした。

たまたま検索で見つけて、無料カウンセリングに申し込んだのが始まりです。そこで話を聞いてくれた担当の方が元公務員だったこともあり、「この人なら信じられる」と思えました。受講が始まってからは、思った以上に自分がのめり込んでいったことに驚きました。基礎の習得から模擬プロジェクト、転職サポートまで全部一貫して支援してくれて、「ここまでやってくれるのか」と。

公務員からの転職に特化している分、履歴書や職務経歴書の書き方も的確で、自信を持って応募できたのは大きかったですね。


Q3:SESエンジニアとしての経験はどうでしたか?

 最初に就職したのはSES企業でした。正直、現場によって環境はまちまちで、毎回キャッチアップするのが大変ではありました。ですが、1つの現場に半年から1年単位で入る中で、JavaやSQLを使った開発や保守業務、インフラチームとの連携など、幅広い業務を経験できました。

特に印象に残っているのは、ECサイトの機能追加を担当したとき。要望ヒアリングから設計、実装、テストまで関わらせてもらえて、「自分のコードが動いている」実感を得た瞬間は、言葉では言い表せない嬉しさがありました。


Q4:現在はどのような業務をされていますか?

 現在は大手企業の社内システムを担当するエンジニアとして働いています。前職での経験が評価され、社内DXの推進プロジェクトに携われているのがやりがいですね。

業務改善のためのシステム刷新や、既存のワークフローを見直す取り組みをエンジニアの立場から提案できるのは、公務員時代に現場の声を拾い続けてきた経験があるからだと思っています。「誰のための仕組みなのか」を考える力は、民間でも活きるんだと実感しています。


Q5:現在、公務員からの転職を検討している方へメッセージをお願いします。

 「自分は公務員しかやってこなかったから」と、可能性を狭めてしまうのはもったいないと思います。確かに不安はありますが、公務員として培った経験は必ずどこかで活きます。自分も、最初はコードすら読めなかったところから始まりました。

そして、私にとっての大きなターニングポイントはTechVillageとの出会いでした。あの時一歩踏み出していなかったら、今の自分はいません。

悩んでいるなら、まずは話を聞いてもらうだけでもいいと思います。行動した分だけ、未来は変わると思います。


編集後記

 「市民のために」から「使う人のために」へ。軸は変えずに、手段を変えたE・Kさんの選択は、多くの公務員の方にとってのヒントになりそうです。安定を手放す勇気は簡単なことではありませんが、だからこそ、その先にある成長や充実感には大きな価値があります。公務員としての経験は、ITの世界でも確かな強みになる。そう感じさせてくれるインタビューでした。


「TechVillage」は公務員特化型のエンジニア転職支援です。
無料相談も実施しております。「ITエンジニアって実際どうなのか」「ITエンジニアに向いているのか」「未経験からITエンジニアになれるのか」「支援はどんな内容なのか」等、ざっくばらんにお話しさせていただきますので、お気軽にご連絡ください。(下記サービスサイトより公式LINE登録の上、メッセージください)

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